Netatalk 4.2.1
名前
papstatus — AppleTalk 接続プリンタのステータスを取得する
概要
papstatus [-d] [-p printer] [retrytime]
説明
papstatus は、AppleTalk に接続されたプリンタから現在のステータス メッセージを取得するために使用される。プリンタ アクセス プロトコル (PAP) を使用してステータス情報を取得する。
コマンド ラインでプリンタが指定されていない場合、papstatus は現在のディレクトリで .paprc というファイルを検索し、それを読み取ってプリンタの名前を取得する。 .paprc ファイルには、object:type@zone という形式の 1 行が含まれている必要がある。ここで、object、:type、、@zone はそれぞれオプションである。 type と zone の前にはそれぞれ `:‘ と `@‘ を付ける必要がある。空白行と `#‘ で始まる行は無視される。 type と zone のデフォルトはそれぞれ LaserWriter とローカル ホストのゾーンである。
オプション
-d
デバッグ モードをオンにして、標準エラーに追加情報を出力する。
-p printer
printer からステータスを取得する (他の.paprc ファイルでプリンタ名を検索する)。 printer の構文は、.paprc ファイルで上で説明したものと同じ。
retrytime
通常、papstatus はプリンタからステータスを 1 回だけ取得する。 retrytime が指定されている場合は、プリンタの問い合わせの間に retrytime 秒のスリープを挟んで、ステータスが繰り返し取得される。
ファイル
.paprc
プリンタ名を含むファイル
関連項目
nbp(1), pap(1)
著者
CONTRIBUTORS を参照