netatalk.io

Netatalk 4.1.2

名前

cnid_metad — 要求に応じて cnid_dbd デーモンを起動するデーモン

概要

cnid_metad [-d] [-F configuration file]

cnid_metad [ -v | -V ]

説明

cnid_metadafpdからの要求を待ち、cnid_dbdデーモンのインスタンスを起動する。一度起動したcnid_dbdインスタンスの状態を絶えず把握し、もし必要なら再起動する。 cnid_metadは通常、netatalk(8)によってブート時に起動され、シャットダウンまでずっと動作する。

オプション

-d

cnid_metad はフォアグラウンドに留まり、更に標準入力、標準出力、標準エラー出力のファイル記述子を開いたままにする。デバッグに有用。

-F <configuration file>

設定ファイルとしてconfiguration fileを使う。デフォルトはafp.confである。

-v, -V

バージョンを表示してから終了する。

注意事項

cnid_metadはSIGPIPEを除くいかなるシグナルもブロックしないし補足もしない。従って、受け取ったほとんどのシグナルにより終了する。これは、cnid_metadにより起動した全てのcnid_dbdのインスタンスを優雅に終了させる。このような状況により、サブプロセスにアクセスするIPCはcnid_metadによりメモリ上で維持されるだけなので、これは望ましい動作だといえる。cnid_metadが再起動したあとすぐ、afpdプロセスは透過的に再接続する。

関連項目

netatalk(8), cnid_dbd(8), afpd(8), dbd(1), afp.conf(5)

著者

CONTRIBUTORS を参照