Netatalk 4.1.2
名前
afp_signature.conf — サーバシグネチャを指定するために afpd が利用する設定ファイル
説明
afp_signature.conf はサーバシグネチャを魔法のように自動的に指定するために afpd が利用する設定ファイルである。設定行は以下のように構成される。
<”server-name”> <hexa-string>
最初のフィールドはサーバ名である。 サーバ名がスペースを含む場合、それを引用符で囲まなければならない。第二のフィールドは16バイトのサーバシグネチャのための32文字の16進数文字列である。
先頭のスペースとタブは無視される。空行は無視される。頭に#が付いた行は無視される。不正な行は無視される。
注記
サーバシグネチャは同じサーバに二重にログオンするのを防ぐために使われる固有の16バイトの識別子である。
Netatalk 2.0以前はgethostid()を使ってサーバシグネチャを生成した。他のサーバが同じシグネチャをもつ問題があった。なぜなら、hostidは十分に固有でないからである。
現在のnetatalkは乱数からシグネチャを生成し、それをafp_signature.confに保存する。次回起動したとき、それはこのファイルから読み込まれる。
このファイルを軽率に編集すべきでないし、他のサーバにコピーすべきでもない。もし意図的にシグネチャを設定したいなら、afp.confで”signature =”オプションを使いなさい。この場合、afp_signature.confは利用されない。
例
例: afp_signature.conf
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"My Server" 74A0BB94EC8C13988B2E75042347E528
参照
afpd(8), afp.conf(5), asip-status(1)
著者
CONTRIBUTORS を参照