afpd — Apple Filing Protocol デーモン
afpd
[-d] [-F configfile
]
afpd
[ -v | -V | -h ]
afpdはUnixファイルシステムにApple Filing Protocol (AFP)インターフェースを提供する。これは通常、netatalk(8)によってブート時に起動される。
afpdはファイルサーバの挙動と設定を決めるためにafp.conf
を利用する。
デーモンがフォークしないことを指定する。
バージョン情報を表示してから終了する。
詳細情報を表示してから終了する。
ヘルプを表示してから終了する。
configfile
利用する設定ファイルを指定する。 (デフォルトはafp.conf
)
最終手段を除いて、ユーザのafpdをシャットダウンするためにSIGKILL (-9)を使うのは推奨しない。なぜなら、CNIDデータベースが矛盾したままになるかもしれないからである。afpdを終了する安全な方法は、SIGTERM (-15)シグナルを送ってそれ自身が停止するのを待つことである。
メインのafpdプロセスにSIGTERMやSIGUSR1を送れば子プロセスに伝わるので、全部に作用するだろう。
きれいに終了する。マスタプロセスから子プロセスに伝わる。
マスタafpdにこれを送ると全ての子プロセスを終了する。休止時間なしでAFPサービスを実施するのに使われる。
afpdにSIGHUPを送ると設定ファイルを再読み込みする。
子プロセスのafpdにSIGINTを送ると、このプロセスのmax_debugログを有効にします。ログは/tmp/afpd.PID.XXXXXX
に送られます。更にSIGINTを送ると元のログ設定に戻ります。
afpdプロセスはクライアントに「The server is going down for maintenance.」というメッセージを送り、5分後に自身を終了します。新規接続を許しません。子プロセスのafpdにこれを送った場合、他の子プロセスには影響しません。それでもメインプロセスは終了するだろうし、全ての新規接続は無効になります。
afpdプロセスはビルド時に設定したメッセージディレクトリの下のmessage.pidという名前のファイルを探します。発見したプロセスについて、その内容をメッセージとして対応するAFPクライアントに送ります。メッセージを送った後にファイルは削除されます。このシグナルは子プロセスのafpdにのみ送るべきです。
afp.conf
afpdが使う設定ファイル
afp_signature.conf
サーバシグネチャのリスト
afp_voluuid.conf
Time MachineボリュームのUUIDのリスト
extmap.conf
ファイル名拡張子マッピング
message.pid
ユーザへ送るメッセージの内容。